卒業論文作成メモ
卒業論文作成にあたり、参考文献の読書記録及びメモとして作成した。 卒論テーマは「体育会系人間の論理と行動様式」の予定。
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リクルートエージェントHPより
会社の風土をあらわす際、「体育会系」という言葉がよく使われるが、実際には同じ体育会でもそれぞれ特徴があるものである。
メジャースポーツとマイナースポーツでは部の雰囲気が違うことがあるし、バスケのような屋内スポーツとヨットなどの自然を相手にするスポーツ、あるいは柔道・剣道といった伝統を重んじるものと、ラクロスなどの新しいスポーツの風土の違いもあるのではないだろうか。

Sさん(25歳)はとても人当たりのよく、笑顔が印象的なメーカー営業経験者。彼の転職動機は「もう、営業はやりたくない」というものだった。

「会社の体育会系のノリについていけなんです。自分はそういうのはどうも苦手で…」と、Sさんは頭を掻いた。
ただ、「体育会系のノリは合わない」と言いながら、彼自身はスポーツが大好きで、週末はジムにいって体を動かすのがストレス解消法だという。活動的な様子は見た目からも感じられ、人を惹きつける話し方ができるSさんは、我々の目に、いかにも営業適性のありそうなタイプに映った。

「たとえば、体育会系の雰囲気がない会社の営業ならどうですか? Sさんならやっていけると思うのですが…」と、いくつか具体的な求人をみてもらうと、Sさんは「相性がよければ…」と、応募に同意してくれた。

我々がピックアップしたのは、実際に入社した人などの話から「和気あいあいとした雰囲気がある」という評判の会社ばかり。書類選考を通過して面接となった企業の多くは、Sさんに良い評価を出してくれたが、肝心のSさんからは次に進みたいという連絡がひとつもなかった。

「どこも自分には合わないような感じがします」
「そうですか…。アットホームな社風だと聞いていたところばかりだったのですが…」
するとSさんはそこで「あ!」と声をあげた。「僕が苦手だと言ったのは、そういうところを含んでいるかもしれません。みんなで一緒に頑張ろうとか、体育会系ってそういうところ、あるじゃないですか」「Sさんは学生時代…」我々が言いかけると、Sさんは質問の内容を察して答えてくれた。
「学生時代は陸上部でした。連携第一ではなく、自分がサボれば、自分の記録が伸びないだけ。逆も同じ。そういう環境のほうが、自分には向いているのだと思います」

スポーツの分類のひとつには、個人競技かチームプレイかというものがある。Sさんにとっては、営業は気合いだなんだと叱咤されるのと同程度に、みんなで業績をあげる、出来なければ連帯責任という風土が、『体育会系』的なものだったのだ。

結局、Sさんは若手営業の人はあまり行きたがらない、直行直帰が多く、自己管理力が求められるA社に転職することとなった。入社後しばらくして、Sさんは我々にお礼の連絡をくれた。
「仕事上のアドバイスが欲しい時は、聞けば親切に教えてくれますが、そうでないときは自分のペースで仕事が進められます。なにより、マネージャーとの関係が常に一対一で、他人との比較で良い悪いではなく、僕が成長しているかどうかでみてくれるのがありがたいですね」
なんとも個人競技出身者らしい感想ではないか。

自分にあった仕事・職場はどんなところだろうと悩んだ時、自分にもっとも向いている(向いていた)スポーツを考えてみるというのは、ひとつの方法なのかもしれない。

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