卒業論文作成メモ
卒業論文作成にあたり、参考文献の読書記録及びメモとして作成した。 卒論テーマは「体育会系人間の論理と行動様式」の予定。
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軍人精神を支えた軍の規律
「体育会系」精神は、軍人精神とも密接なつながりがある。戦前の体育教育、あるいはその延長線上にある大学運動部の活動は、富国強兵という国家の物語と連動していたからである。「強健な労働者、兵士」を育成することが戦前体育教育の目的であったし、大学運動部も、スポーツは精神修養であることを証明するため「練習万一に武士的素養をなす」という考えを軸に猛練習を展開した。

「軍人精神が我が上下二千年の歴史を一貫せる忠誠心を神髄とせる士道に其中核を置いて陶冶長成させられたことが、後年陸軍の精強を得る為の最大の素地をなしている。(中略)士道の道義的本髄たる忠誠、廉恥、勇武、信実、礼譲等の諸徳目は我が軍人精神としても主幹をなして依然光彩を放っている。我が士道の特質とも謂うべき死節のごときも亦新制の国軍に於いても継承せられており、結局我が古来の士道の神髄は形禮表現に多少の差等を見つつも我軍人精神のままに燦然躍動している」

軍人訓戒=1878年発布
「軍人ノ精神ハ何ヲ以ッテ之を維持スト言ワバ、忠実、勇敢、服従ノ三約束ニ過ギズ」
「今ノ軍人タルモノハ縦ヒ世襲ナラズトモ武士タル相違ナケレバ武門ノ習イニテ忠勇ヲ宗トスベキハ言フ迄モナキ事ナリ」
「軍人ハ一伍ノ長タルヨリ部下ノ模範ニシテ、上大将ニ至ルマデソノ部下ヲ遇スル事ハ極メテ意ヲ加フベキ事ナリ。寛大ハ部下ノ歓心ヲ得レドモ畏服セシムルコト難ク、号令モ弛緩ニ流レ易シ。高明ノ人ハ苛察ニ失シテ部下ノ歓心ヲ得ザレバ平素令行ナワル緩急人ノ楽従ヲ得ズシテ其用ヲ為シ難シ」
「同僚、同輩又兵士ノ同隊、同伍、戦友等ノ間ハ親懇ノ情意を儘シ、總テ老功者ハ新参ノ者ノ教導ニ任ジ事事丁寧に解釈ヲ与へ公務ノ事ハ厳重ナルヲ主トスルモ苛酷ナル振舞アルベカラズ。新参ノ者ハ事毎ニ老功ノ者ニ聴従シテ抗論ヲナス可ラズ」
「軍人ノ言語ハ寡簡ヲ貴ビ、容儀ハ粛正ヲ貴ビ、動作ハ沈着ヲ貴ビ、應封ハ詳実ヲ貴ビ、飲食財貨ノ事ハ廉潔節倹ヲ貴ビ、武器兵仗ノ取扱ハ鄭重ヲ貴ブヲ主トスベシ」
「軍人タル者服従ヲ守ルノ義務ハ嘗テ間断アル可ラズ。部下トシテハ其長官ノ令スル所不條理ナリト思フ事モ決シテ之を封シテ恭敬奉戴ノ節ヲ失フ可ラズ」

軍人勅諭(1883年)
一、軍人は忠節を尽くすを本分とすべし
一、軍人は礼儀を正しくすべし
一、軍人は武勇を尚ぶべし
一、軍人は信義を重んずべし
一、質素を旨とすべし

将校団教育訓令(1889年)
「軍人精神トハ何ゾ。忠誠ナリ、武勇ナリ、信義ナリ、義務ヲ守ルナリ、質素ヲ旨トスルナリ、禮儀ヲ正シクシテ軍紀ニ服従スル是ナリ。(中略)此軍人精神ナル者ハ其義ノ在ル所ニ當リテハ其身ヲ犠牲ト為スヲ樂ム」
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