卒業論文作成メモ
卒業論文作成にあたり、参考文献の読書記録及びメモとして作成した。 卒論テーマは「体育会系人間の論理と行動様式」の予定。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「スポーツ」の伝来
欧米の文化であったスポーツは、明治時代の文明開化の波に乗り、日本に伝来した。1871~1877年の間に、ベースボール、テニス、陸上競技、ボクシングなどのスポーツが西洋人によって伝えられた。
そうした「スポーツ」を理解するのに明治の日本人は苦しんだ。「スポーツ」という概念にうまく対応する日本語は訳語として存在しなかったためだ。なぜならそもそも日本の身体文化は、西洋のスポーツのように、ゲームの勝敗自体を目的にするものではなかったからである。

(剣術、拳法、空手などは実社会における「闘い」に勝利すべく身体を鍛え、格闘技術を磨くものであったし、相撲も五穀豊穣を祈る神事や、寺社の建築などを目的にした勧進相撲として行われる場合が多かった)

また、日本には西洋のスポーツに多い団体戦の競技が皆無に近かった。万葉時代の「打毬」、平安期の「毬打」、室町~江戸時代の「毬杖」などはあったが、流鏑馬、犬追物など、武家、庶民問わず、団体競技が苦手であったようである。

(玉木正之 『スポーツ解体新書』第2章「日本人と体育」NHK出版 2001)
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kusunokisoturonn.blog60.fc2.com/tb.php/8-7024bef4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。